お客様から、お話をお聴かせ頂く中で、泣けない、しばらく泣いた記憶がない。とおっしゃられる方は少なくありません。
悲しい時に泣き、怒っている時に泣き、嬉しい時に泣き、涙とともにあるがままの感情を感じていた、幼い頃。
でも、大人になるにつれ、さまざまな出来事を体験する中で、「泣いちゃいけない。」とか、「泣いたら負け」という信念が心の中に芽生え、泣かないように我慢し続け、いつしか涙がでなくなってしまうこともあるかもしれません。
それは、自分の心を守るために、その時には必要だった選択。
わたし自身が経験したからこそ、断言できることです。
先日、心理セラピーが終わった後に、「久しぶりに泣きました。」とお話くださった方がいらっしゃいます。
涙は、栓が開いて感情が流れる合図。って前に聞いたことがあります。
自分の心と向き合い、自分の気持ちを感じることで、少しずつ栓が開き、やっと安心して涙を流せる時がきたのかもしれません。
*お客様のご感想*
掲載のご承諾を頂いましたので、ご紹介させて頂きます。
【八郎潟町 Nさま】
過去の辛い出来事を引きずっていて、ふとした瞬間に思いだしては、辛い気持ちになっていました。
セラピーを終え、当時の気持ちと今現在の気持ちに整理がつき、ホッとした気持ちになり、肩の力が抜けました。
お茶会からの参加で、なんとなくその時に引っ掛かっていた言葉が
人前でこんなに泣いたのは初めてのことだったので、驚いています
自分を認めてこなかった自分にやっと気付けました。
過去も未来も「だいじょうぶ」
そう思えた貴重な体験でした。
それに気付かせてくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。